POCHIの日記

アマチュア無線とCBR250Rを紹介しています。

430MHz帯ループアンテナGH-4

グローバルアンテナ研究会から発売されている430MHz帯ループアンテナGH-4を実験用として、購入しました。お手軽にハンディ機で、430MHz帯を切れの良い高利得ループアンテナで運用します。電波を探る楽しさを見つけだせそうです。

組み立ては、説明書を見ればすぐに完成します。137gと軽いアンテナです。ただ組み立て時の注意として、周りに子供さんがいないことを確認してから作業をすることです。硬い平版のエレメントは、バネの力が強くブームへ装着する際跳ね返り飛んできます。

水平偏波の状態です。BNCタイプを取り寄せました。

給電部は、エレメントを差し込みます。直付けなので、ケーブルロスもありません。説明書にも書かれていますが、BNCタイプは、フリー回転なので使用に際しては工夫して下さい。クルクルとアンテナが、回るのです。指で、回転を抑えて初回の実験とします。回転防止のストッパーを何か考える必要が、ありそうです。それは、トランシーバー本体とアンテナに一細工必要です。

とりあえずFT2D本体のストラップをループアンテナに括り付けました。これでもアンテナは、動きません。

FT-60はストラップの通し穴が、ありませんのでマイク裏のマイククリップに紐を通してアンテナに括り付けます。

ハンディ機を寝かせて、垂直偏波になります。ガスが、かかり見えませんが白嶽(519m)に向け反射波を受信中です。確かに水平偏波垂直偏波の違いを実感できます。

サイドの切れもいいようです。指向性を十分体感できます。左手にハンディ機(FT2D)を持ち右手にハンドマイクを持つスタイルになりそうです。

手に持ち人間ローテーターで、あちこち電波を探るのも楽しみが増えそうです。白嶽(519m)からの反射波を3Km,5Km,10Kmと距離をおいて受信しましたが、10Kmの地点でも反射波を捉えることが出来ました。HLのリピーター局が、入感しました。山との距離感は、どうなのかな ? と言う疑問はありました。都会では、富士山での反射とか聞きますが数100Kmも離れた場所から反射波を体験できるもなのかと言う疑問です。そんな遠いスケールでの山岳反射なのか ? 興味が、湧いてきます。今日の実験でもアンテナを山岳反射の直接波を受けるのとアンテナを地面に向けて田んぼの反射波を受けるのでは、そう大差ありませんでした。そのあたりが、430MHz帯の面白さではないかと思えるのです。まだこのループアンテナGH-4での交信実績は、ありませんが電波を探るアイテムてして使えるのは間違いなさそうです。

アンテナ展開

アンテナ収納

 

430MHz帯ループアンテナGH-4飛び

グローバルアンテナ研究会のGH-4を使い初めてのQSOに成功しました。何しろ田舎故交信相手に困る430MHz帯です。山に移動して、楽しむほかないのが現状です。今日は、3月の第4土曜日なのでC4FMによるロールコールでのQSOが期待できます。14時過ぎに内山峠に到着しました。どうにか144MHz帯のC4FMロールコールに間に合いました。チェックインをして、430MHz帯のロールコールに参加することを伝えました。

 

14時過ぎからの430MHz帯のロールコールにそなえてループアンテナGH-4を組み立てます。完成したので、指定の周波数を聞きチェックインのタイミングを狙います。キー局は、強力に入感していますのでFT2Dの5Wでも十分届くはずです。問題なくチェックインできました。マイクが、自分の番に回ってきたのでグローバルアンテナ研究会のGH-4を使い運用中であることと山頂は、風が強く寒いことを伝えました。キー局との距離は、122,2Kmです。初めてのGH-4ループアンテナによるQSOに成功しました。熊本の固定局も56で、入感しています。距離は、約200Kmですが5Wでも交信が、可能だったと思えます。ループアンテナGH-4の使用感は、飛び受けともに良好と思えます。キー局との交信のあとFMモードで、福岡市早良区モービルと大分県日田市釈迦岳移動の局と交信できました。交信しながらループアンテナを人間ローテータで、回して山岳反射と山岳回析の実験も忘れることなく試します。430MHz帯は、複雑な経路で入感していることを感じます。430MHz帯ループアンテナGH-4のデビューとしては、まずまずの結果かと思えます。これからも交信実績を重ねて、430MHz帯の伝搬の面白さを体験したく思います。

 

グローバルアンテナ研究会430MHz帯ループアンテナGH-4の三脚への取り付けで、いいアイデアが浮かびました。

 

430MHz帯ループアンテナGH-4の取り付け

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