POCHIの日記

アマチュア無線とCBR250Rを紹介しています。

FTRestoreを使う

 FTRestoreをさっそくインストールして、現時点でのメモリー周波数とメニューの設定を保存しました。保存先は、ドキュメントとにしました。これで、ファームウエアの更新による初期化と万一のトラブルに対応できます。FTRestoreをインストールする前に仮想COMポートドライバーをインストールすることです。(八重洲無線のサイトで、ダウンロードできる)

仮想COMポートドライバーをインストールしたらデバイスマネージャーで、確認します。(Windows11の画面)スタートメニューWindowsマークを右クリックしたら上記メニューが、でます。デバイスマネージャーをダブルクリックします。

バイスマネージャーを開いたらポートCOMをダブルクリックします。

Silicon Labsで、始まる仮想COMポートが、二つ正しくインストールされているか確認します。

FT-991AMでのFT-8の運用に向けて、作業します。FT-8通信 簡易設定ガイドが、添付されていましたので20項目ばかりメニューモードの設定を変更しました。すんなりと確立できませんでした。まず送信できずあれこれ設定を試しました。このFT-991AでのFT-8の運用設定については、各サイトで紹介されています。5項目程度の変更で、可能と紹介されているサイトもあります。4~5項目の変更でも十分なのでしょう。

 

 初期値    変更値

031   (CAT RATE) 4800bps ⇒ 38400bps 
033   (CAT RTS) ENABLE ⇒ DISABLE
062   ( DATA MODE) PSK⇒OTHERS
064   (DATA DISP SSB) 0Hz ⇒1500Hz
065   (DATA SHIFT SSB) 0Hz ⇒1500Hz
066   (DATA LCUT FREQ) 300Hz ⇒ OFF
071    (DATA PTT SELECT) DAKT ⇒ DTR 又はRTSかもソ フト側と                                                                                                                                                           合わせる
072   (DATA PORT SELECT)DATA ⇒ USB
073   (DATA OUT LEVEL) 50 ⇒ 任意の値
108   (SSB PTT SELECT) DAKT ⇒ DTR 又はRTSかもソ フト側と合 わせる                                           
109   (SSB PORT SELECT) DATA ⇒ USB
110   (SSB TX BPF) 300~2700⇒ 100~3000

 

参考になると思われる変更箇所です。簡易設定ガイドを元に作成。

 

先の20項目の変更は、オーディオフイルター関係102番以降の変更が、含まれるので変更箇所が多くなっています。

どうにか送信が、出来るようになったもののパソコンオーディオからの信号が、変調として乗っていません。オーディオデバイス関係の設定を見直すことにします。FT-8通信 簡易設定ガイドの紹介では、入力出力ともにUSB Audio

CODECを選択と書かれているが、その選択では上手くいきませんでした。当局のパソコンでは、マイクロソフトRualtekが、正しく認識しました。

すんなりとは、いきませんでしたが送受信ができるようになりました。設定については、さまざなパソコン環境があるので試行されて確立できるポイントを探すことだと思います。CATシステムが、正常動作しているのでWSJT-Xの周波数表示が、FT-991AMと連動していることに気がつきました。サウンドカードの指定については、各デジタルソフトで違いが、あるようです。MMTTYでは、USB Audio

CODECの選択が、必要でした。USBケーブル1本で、WSJT-X,MMTTY,MMSSTVが、楽しめます。インターフェイスの製作は、もはや過去のものとなりつつあります。FT-991AM受領から3日目でデジタル通信の運用までこぎつけました。やはり直感的に覚えることが、新しいものを受け入れるのに大事だと思います。

 

ウオーターフォールが、好みなのでメニューモード115番を変更しました。変更したらFTRestoreで、保存。

 

すんなりとは、いきませんでしたが送受信ができるようになりました。とは、書いたもののそれは、本当の設定ではありませんでした。後で、気付いたのですがスプリットになりVFO-Bの送信周波数が、5KHz加算されています。何故送信したらスプリットに固定されてしまうのかとの疑問 ? モードを DATAーUSBを押しても受け付けずUSBになるのかとの疑問が、生じました。メニューモードから必要な4~5項目を更なるチェックをしましたが、問題なさそうです。結論を先に言うとWSJT-Xの「無線機」の設定に問題が、ありました。この問題の解決に数時間を要しました。

私の環境では、これで上手く動作しました。WSJT-Xを送信したと同時にスプリットになりVFO-Bから5KHz加算された周波数で、電波が送信されたのです。この設定で、スプリットにもならずVFO-Aからのみの送受信になります。

オーディオの設定もUSB Audio CODECで、正しく認識されました。

WSJT-Xの無線機の項目の正しい設定で、DATA-USBを選択できるようになりました。

DATA-USBで、受信中ACコード3mながら強い局は部屋の中でもデコードできます。一番頭が、痛かった何故スプリット運用になるのかが解決できました。尚、この問題の解決作業は、送信はダミーロードで受信は3mのACコードで対応しました。

 

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