長崎県対馬市上対馬町には、かつて東洋一を誇る455mのオメガ塔がありました。現在は、技術の革新により閉局されタワーは解体されています。
案内看板です。
455mのタワーを支える基部です。
長さ10m直径4mほどを1セクションとして、数十段積み重ねて455mのタワーを実現したようです。このタワーの脇に整合室が、あった記憶です。コイルが、巻かれた円筒をμ同調 ? するようなものであったと思います。
セクションの内部の様子です。
かつては支線のインシュレーターが、方々の山々に数百メートル単位で見ることが出来ました。
タワーを支えるワイヤーの端末処理。
ワイヤークリップもワイヤーコースも特大のものが使われています。開局当時二度ほど見学に行きました。オメガ塔に車が、近づくにつれそのタワーの巨大な事に驚いたものです。残念なことにその巨大さゆえに維持管理費が、膨大なようで後を継続する組織は見つからず解体の運命となったようです。いつか世界に8局のみ運用していたこのオメガ局の跡地で、アマチュア無線の運用をしたいものです。