POCHIの日記

アマチュア無線とCBR250Rを紹介しています。

100mWでも楽しめるFT8

KX3の送信出力を100mWにセットします。ロングワイヤーアンテナ22,5m長(アンテナチューナーCAT-300併用)と100mWで、どこまで飛ぶ ? に挑戦します。デルタループアンテナと100mWでは、北海道までの交信記録は何度も経験しています。ことロングワイヤーアンテナでのQRPp100mWの北海道との交信実績は無いと記憶しています。

5月10日20時ごろのFT8による交信画面です。CQが、出ていたので駄目もとで数回コールしたところなんとなんと応答が、ありました。飛距離1,500Kmオーバーの交信に成功しました。SSBの100mWでは、とても無理と思える交信がFT8ではいとも簡単に成立するのです。時間帯とコンデションを選べば国内長距離交信もロングワイヤーアンテナとQRPp100mWでも可能であることが、判明しました。これは、意外な結果です。ロングワイヤーアンテナは、飛ばないと言う評価を受けているアンテナです。国内に限れば100mWで、北海道まで届けば十分飛んでいるアンテナと言えそうです。交信画面でも表示の通り0,1Wを強調して、2回フリーテキストで送信しています。この夜は、2局と北海道との交信ができました。FT8の面白さは、いかに小電力で遠くへ飛ばせるかにあると思います。通常の交信においても常に小電力を心掛けた運用をしています。21MHz,28MHz,50MHzでの100mW運用も面白そうです。サイクル25の不調の中では、それを試す機会も少なくなります。FT8も単に交信することのみに特化すれば、いずれ飽きがくると思います。私は、小電力とアンテナの選択によるQRP運用にその面白さを見出していますので、いまだにFT8運用の飽きは生じていません。ものの価値観は、人それぞれです。

 

注意 ! !

太陽の活動が活発になり、最大クラスの太陽フレアが繰り返し起きているとして、国立研究開発法人「情報通信研究機構」(東京都小金井市)は、10日夜から数日間、全地球測位システムGPS)や無線に障害が発生する可能性があると注意を呼びかけている。今朝の7MHzは、ノイズがザーザーと多く交信しているであろう局が、デリンジャー現象で何も聞こえません。太陽フレアは、太陽表面の黒点の近くで起きる巨大な爆発現象です。エックス線などの電磁波や高エネルギー粒子、高温で電気を帯びたプラズマが押し寄せる恐れがあります。GPSや無線、送電網や人工衛星に障害を引き起こし携帯電話や放送、無線が断続的に使えなくなったりする恐れがあります。

 

似たりのアンテナのギボシアンテナで、100mW北海道との交信をしていました。ギボシはチューナー無しで、SWR1,1以下に落としています。

 

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