POCHIの日記

アマチュア無線とCBR250Rを紹介しています。

ステレオアンプ製作記

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シャーシーのシールを剥がします。厚みもありしっかりした作りです。

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各パーツを換装します。トランスとラグ板が、共締めになっています。真空管ソケット9PINをシャーシーに取り付けるなんて数十年ぶりです。

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すべてのパーツを装着しました。これからはんだ付けの開始です。半田付けを進めていくうちに添付されているCR類パーツと配線図のCR類パーツの違いに気が付きました。グリツドとカソード廻りの取り付けパーツの容量が、随分と違いがあります。ホームページによるとその時の在庫分で、出荷しているとのことです。添付の推薦配線図と異なった容量の部品が、届くおそれがあります。その事を理解されて柔軟に対応することが、必要です。

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RCA端子と可変ボリュウームにリード線またはシールド線を先に半田付けしてから本体に取り付けたが、良さそうです。シャーシーの折りの陰になり半田付けが、容易に出来ません。

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電源部の完成。電源部を先に配線したのが、正しかったかは疑問です。動作テストの通電をしましたので、電解コンデンサーに充電されてしまい後々半田付けに多少支障が、でました。ビリビリと感電しました。入力系統から先に配線することが、無難のようです。電源部は、最後に配線して誤配線がないか良くチェックされて通電の手順がよろしいかと思います。(事故防止)

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入力部分の作業です。手持ちのビーズが、ありましたので装着しました。気休め程度かな。

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50BM8周りの作業。アースは、確実に落として下さい。私もカソードからのアースライン半田付け忘れが、1箇所有り発振しました。また出力トランスの二次側アースが、不良で片チャンネルが鳴らないトラブルが発生しました。多くのトラブルは、半田付け不良によるものです。

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配線を終え成形して、両サイドの化粧板を最後に取り付けます。誤配線が、ないか今一度点検します。

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完成しました。シンプル ザ ベスト。恐る恐る電源スイッチを入れました。爆発せんやろうね ? (笑)+B直流電源は、200V近くありますので危険です。(感電死する恐れがあります

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パソコンから音源は、入力します。電源スイッチを入れてもしばらくは、音はでません。ヒーターが、灯り久しぶりに再会出来た真空管の温かみです。ふわっと音が、出て来ました実験は成功しました。この一瞬の為に老齢にムチをうちひたすらはんだ付けに専念したのであります。おかげで、腰が痛くなりました。すっかり気にいったこの真空管アンプをパソコンオーディオ専用とします。音の広がりが、大きいと感じます。スピーカーも大きなものにしました。二階まで、良く聞こえ音のとおりがいいようです。ハム音も少なく快適です。(スピーカーに耳を近づけてわかる程度)アンプ作りの入門機としては、楽しめるキットと言えそうです。

 

 注意 !!

 ➀ 電源投入後は、真空管に触らないこと。火傷をします。

➁ 感電しないよう特段の注意が必要です。製作経験のない方は、このキット作りを断念して下さい。どなたか指導される方を見つけてください。事故防止です。

➂ 万一の事故による責任は、当局は負うことは出来ません。製作経験のもと製作例を紹介したものです。

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