POCHIの日記

アマチュア無線とCBR250Rを紹介しています。

ZHIWHIS 310小型ラジオ修理

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ウオーキングのお供に使っているZHIWHIS 310小型ラジオが、鳴らなくなりました。何度か、落としもしたラジオです。そのせいか鳴る鳴らないの症状が、出ていました。ウオーキング中突然鳴らないので、ポンポンと叩くと再び鳴りだすのです。
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ケースを開けます。裏面右上の黒いビスを緩めて、次に電池BOX内の2か所のビスを緩めます。ビスは、3か所緩めます。裏面左上には、パッチンと閉まる構造になっていますので、爪でこねます。

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ケースが開きました。これだけのシンプルな構成に驚きです。ワンチップDSPだから成せる技。昔の6石ラジオと比較したら随分と部品点数が、少ないシンプルな構成です。

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叩くと鳴るので、まずボリュームを疑いました。

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スピーカーは、正常かな ? テスター棒をあてがいカリカリ音のチェックをするも聞こえません。半田付けは大丈夫 ? 。天ぷら付けの様相が、あるので手直しをします。

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イヤホン、電源基板の2本のビスを緩めて基板を取り外します。イヤホンでは、ちゃんと鳴ります。イヤホンジャックも疑いを持ちます。基板のタッチは、ないか拡大鏡を使い入念に観察します。

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大鏡で見ると半田クズが、残っています。部品のリードが伸びて怪しい箇所もあります。テスターで、タッチしていないか確認します。丸囲い黄色部分に半田の盛り付けをしていたらスピーカーから音が、出ました。パターンは、切り離されているようですが、何故か ? 短絡盛り付けをしたら鳴り出します。

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一通りの動作チェックをしたところ問題ないようです。ケースを閉めて、元の状態に戻します。ウオーキング中は、ストラップを首に廻して聞いています。当然歩くとラジオが、ブランブランと動きます。修理前は、このブランブランで鳴らない症状が出て更にまったく鳴らなくなりました。今日のウオーキングで、この鳴らない症状を確認できませんでした。問題なく使えています。ストレスなくウオーキング中のラジオワッチが、できるようになりました。

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