CQ ham radio 5月号のFreeDVの記事を見て、やる気が出たので数年前から挑戦したかったFreeDVの運用を目指します。
当局なりの解釈で、接続系統図を描いてみました。7MHzのSSBでのQSO時FreeDVを運用されている局のお話しを聞くとサウンドカードが、2枚とヘッドフォンが必要とお聞きします。サウンドカードが、2枚 ? の意味はFT-991AM内蔵1枚とパソコン本体の1枚の意味で、お話しされたようです。ヘッドフォンが必要 ? 何故必要なんだろうと疑問に思いなかなかFreeDVに進めません。FreeDVのデジタル音と運用している周波数それにモード(LSBとUSBの選択)わからないことが、多くありました。
BSch3Vで、作成しました。
送信と受信信号の流れは、このようになりパソコンのマイク入力とスピーカー出力を介して、デジタル通話をすることになります。ヘッドフォン必要の意味が、図にするとよくわかります。FreeDVに何故ヘッドフォンが、必要なのかが理解できた気がします。
技術的興味によるFreeDVの運用を始めたいと思います。納得が、いったのでヘッドフォンを調達することにします。Jumper EZbook X3 proのヘッドフォン端子が、3Pか4Pか判明しないのでUSB接続のものを購入しました。USBだとどのパソコンにでも使用できます。
圧迫感が、好きでないので普段からヘッドフォンを多用することはないのですが、FreeDV運用をスムーズにするために仕方ありません。選んだのは、ELECOMのHS-HP30UBKです。音量ボリュームとミュートスイッチが、付いています。私的には、マイクが口元に後2cm近づけば大声を出さなくてもいい気がします。
FreeDVをダウンロードして、インストールします。プロンプト画面は、閉じないで下さいと出ています。インストールの完了までにしばらく時間が、必要です。
FT-991AMとパソコンの設定が、まだ完璧ではありません。WIDTHを3000Hzにしなさいとサイトでは、紹介されています。10MHz帯の運用時は、Equalizer APO をインストールして帯域幅を2KHzに抑える必要が、あるようです。
FreeDVの初回起動時Easy Setupが出ますので、各設定を行います。
オプションの設定もあります。自局位置情報を登録するとPSKリポーターとFreeDVリポーターで見れます。各欄の設定が、上手くいかないとエラーメッセージが出ます。エラーメッセージが、出るときは入力に整合性がないと思われます。FreeDVのスタートを押した状態では、Tools→Easy setupが、アクティブになりません。アナログにすればアクティブになり設定の変更が可能でした。
右下のスタートを押せばデジタル通信が、始められます。
FreeDVによるアナログで、ヘッドフォンからの送受信を試しました。PTT操作に遅れが、あり「どうぞ」とPTTを切ると相手局はすでにお話し中で、頭切れを起こします。アナログ通信であれば、FreeDVに頼らずFT-991AM付属のオニギリマイクで交信のスタイルがいいようです。
何度かFreeDVでのデジタル音声を断片的に受信できました。受信音は、C4FMのような感じです。SNRが、安定した受信をするに至っていません。短波なので、コンディションの影響を受けやすいようです。まだ送受信ともに試行錯誤中です。確立できるまでにしばらく時間が、必要です。PSKリポーターINFOで見ると運用局は多くは、ないようです。まずは、受信が安定してできるような設定を探ります。せっかく手掛けたFreeDVでの初交信を夢見ています。