POCHIの日記

アマチュア無線とCBR250Rを紹介しています。

オシロスコープSDS1022

先日20,000ポイントを利用して、OWONのオシロスコープSDS1022をオーダーしました。22,8Kと入門機では、ありますがポイントの恩恵を受け手出し2,8Kで初めてのオシロスコープを手にしました。まずは、開封の儀からワクワク心を楽しみます。

大きめの箱で、届きました。

特に破損等は、見受けられません。

思っていた物より大きい。添付品のすべてです。2chですので、ブローブも2個付いています。なんと日本語マニュアルが、添付されています。(英文マニュアルかと思っていた)怪しい日本語ですが、意味は通じます。

電源プラグは、3極です。家も古く3Pに対応したコンセントが、見当たらず3P⇒2Pの変換プラグを別に用意しました。

日本語マニュアルによればまず機能チェックを行う。

① ブローブは、挿さないで本体左下の電源スイッチを押します。

電源投入画面が、表示される。本体右上のユーティリティボタンを押す。すると上記画面のように右側メニューがでます。右側メニューで、ファンクションを選択して左側メニューで、校正を選択し次に右側メニューで、出荷時設定をします。と書いてあるが、ボタンの選択に誤りがあるのか上手くいかない。

左右メニューと選択ボタンの関連付けが、理解できない。

 

前後しますが、キャリブレーション中の画像です。ボタンの誤った選択で、キャリブレーションに突入してしまいました。

補正不足の画像です。

② オシロスコープのブローブのスイッチは、10Xに設定してCH1に接続します。ブローブは、BNCコネクターです。右に回して締めます。ブローブの先端と接地クリップを本体右下のブローブ補正器に接続します。

 

ブローブ補正

初めてブローブに入力チャンネルの一つを接続する場合は、ブローブを入力チャンネルに合わせるためにこの補正を行う。その手順は。

 

① ブローブメニューの減衰比を10Xに設定しブローブのスイッチを10Xに設定する。ブローブをCH1に接続する。ブローブを補正器の出力端子に接続し更にアース線をアース端子にクリップする。次にオートセットを押す。波形が、適切になるように調整棒で調整する。

 

ブローブ減衰定数を設定する。

CH1またはCH2のボタンを押す。右側メニューで、ブローブを選択して汎用ツマミを回して左側メニューで減衰係数を選択する。この作業は、10Xにすでに設定されていたので、実際行っていません。

CH1の適正なブローブ補正画像です。ブローブ補正は、CH1CH2それぞれ行います。

 

商用交流電源測定

オシロスコープを手にしてまず測定を試したいのが、商用交流電圧の周波数波形です。よく操作も理解できぬまま日本語マニュアルを参考にチャレンジしました。

 

① トリガーの設定は、本体右のメニューを押す⇒Coupling AC⇒Slope⇒Type Single ⇒Mode Auto⇒ソースCH1 

② ブローブをCH1に接続⇒本体右上のAuto Setを押す⇒AC100Vを入力⇒CH1のツマミを廻す。

 

* AC100Vを入力する際は、くれぐれも感電と短絡に注意して下さい。自己責任です。

周波数は、60,10Hzを表示されています。

これで、商用交流の周波数が測定出来たと思われるのですが ? 手順と設定に誤りが、あるかと思いますが60Hzの波形を見ることができました。何しろオシロ初心者ですので、誤りはご勘弁下さい。オシロスコープにAC100Vを印加するにあたりその結果のグラフが、出るまでハラハラドキドキでした。購入して、2日目で故障なんてそれは回避したいものです。

 

文字情報追加の方法

写真の丸囲いの「Measure」ボタンと「Multipurpose」ノブを使います。波形が、測定できる状態で「Measure」ボタンを押します。

次に右側メニューのAddCH1のボタンを押します。

すると左側メニューが、出ます。「Multipurpose」ノブを廻して例えばFrequencyを選択してAddCH1を押せば確定し画面に文字情報が、張りつきます。その要領で、PK-PK等の項目も追加できます。

5V 1KHzの情報が、追加できました。ブローブ補正5V/1KHz信号出力が、1000Hzピッタシに表示されていることに感動しました。

 

商用交流電圧の周波数を知る

正弦波交流電圧の波形を測定し楽しんでいたところ交流電圧の最大値と実効値という言葉に触れることになりました。時間の経過とともに電圧が、プラスになったりマイナスになるのが、交流です。その振幅が、Vpp(ピーク.ツー.ピーク)283,2Vと表示されています。2点間の電位差が振幅です。波形の頂点の値が最大値です。最大値を√2で、割ったものが実効値になります。141 ÷ √2 = 99,7  が実効値で、これが99,7Vとなりコンセントへの供給電圧です。コンセントの電圧の最大値は、変動します。例えば最大値141,6Vでコンセントの実効値は100,14Vとなります。周波数の波形をみるところから始めたオシロスコープ初心者ですが、深みのあるものです。なぜ ? 283Vとその意味が理解出来ました。

****  電圧の最大値は、141Vは例えであり負荷状況により時間帯で、電圧変動が生じます。

測定した波形をUSBメモリーに保存することにチャレンジしました。

拡張子BIN形式で、外部USBドライブに保存する手順。

① CH1やCH2をONにしMathをオフにします。

② ユーティリティボタンを押し右側メニューで、ファンクションを選択⇒左側メニューで保存を選択⇒右側メニューで、タイプを波形にします。

③ 右側メニューで、ソース信号をALLに選択します。

④ 右側メニューで、次のページを押して、ファイルフォーマットをBINに選択します。

⑤ 右側メニューで、保存先を外部(USBデバイス)に選択します。

⑥ 右側メニューで、保存を押すとキーボードが表示されます。汎用ツマミを回してファイル名を編集します。2で、あれば2のところまで汎用ツマミを回して、その後ツマミを押します。押すことにより2が、確定されます。その要領で、2022とかに名前が、付けられます。最後にリターンキーのところに汎用ツマミを回して確定すれば、BIN形式で保存されます。

⑦ 保存したBIN形式の波形を見るには、付属のCDに収録されている解析ソフトを使いパソコンで開きます。

 

左側の丸囲いが、「Measure」汎用ボタンです。

SDS1022とパソコンの直接の通信が、できないようです。ソフトウエアは、起動できます。ファイルからオープンで、USBデバイス内のBIN形式ファイルを指定します。

 

触って覚えよう ! ! オシロ初心者