今日は、朝8時から地区役員と神社総代が集まり菜波嶽神社大祭(ほこ祭り)の準備に取り掛かりました。この祭りは、旧暦の8月4日に行われるものを新暦の9月8日に行うものです。山に行き「ふしの木」を切ります。ハゼの葉に似た木です。
この木を地区の人口分(460本)に割ります。
Y字形の枝を地区の所帯数分(240所帯)作ります。
出来たものを束にして、本数を数えやすくします。
当地区は、信仰心が深いのかこのような小さな神社が複数存在します。先日紹介したのが、「風神の神」でした。
本殿の脇に置かれているものが、去年奉納した「ほこ」のふしの木です。この祭りは、別名「ほこ祭り」と言われ「ふしの木」を割ったものを「ほこ」と呼称するのではと思います。ほこは、魚介類を刺して獲物を得る鉾からきているものかな ? 由緒や祭神がはっきりわかりません。女人禁制のお祭りなので、海の神様ではと思われます。シジミ貝を神職が、四方に撒く行いをします。主神は海であろうが山であろうが、神様はまんべなくお守りいただいている筈です。地区住民をお守りして、いただいている神を神社の規模の大小にかかわらず大事にしたいものです。祭りの準備にかかわることで、地区住民とのコミュニケーション作りができ心の健康維持が、期待できそうです。