POCHIの日記

アマチュア無線とCBR250Rを紹介しています。

23m長ロングワイヤーアンテナ製作

昨日は、ボランティア活動を済ませた後昼からアンテナ作りをしました。2エレメントデルタループアンテナの実験に使った46mのワイヤーを切断して、23mのロングワイヤーアンテナを2個製作しました。

実験は、FT-991AMを使いRTTYモード出力9Wでチューニングを行います。その結果が、図面の通りです。アンテナチューナーは、コメットのCAT-300です。

2エレメントデルタループアンテナの実験で、使った46mのワイヤーを無駄なく使うことを目的としています。新たに購入したものは、水道用塩ビソケツト2個で270円です。

出来上がった23m長ロングワイヤーアンテナです。アンテナ端子は、75Aヒューズを利用しています。

釣り竿6mに取り付けて、展開します。

23mは、かなり長く感じます。移動先で、どのように展開するかイメージするのも楽しくあります。

エレメントの端末は、トイレの雨どいを利用します。2mの高さを確保できました。

アースは、50cmのものを1mの間隔をおき三角状に展開します。カウンターポイズは、使用していません。アース棒3本のみです。

ロングワイヤーアンテナの設置も完了したので、いよいよ運用を開始します。SWRも1,9MHz以上は、良好です。各バンドをワッチすると18MHzが、オープンしています。50,313MHzのFT8の信号も弱いながら受信できいよいよ春のコンデション到来かと思えました。18MHzのチューニングをとり茨木県稲敷市の局を10Wの出力で、コールしたところ一発で応答がありました。相互に59のリポート交換が、でき飛びの良さを確認できました。ホームでもロングワイヤーアンテナの18MHzの飛びが、いいことを感じています。相手局は、50~100Wがほとんどです。自局10Wでも対等のリポートを頂けるのは、上手くワイヤーから電波が、発射されているようです。気分を良くして、次に7MHzを受信します。コンデションは、日中のコンデションで良くありません。56で、入感する和歌山県和歌山市をコールしたら応答がありました。10Wの送信では、厳しい33のリポートが返ってきました。やはり7MHzは、朝夕のコンデションを上手く活用すのが大事です。2局ほどの交信での23mロングワイヤーアンテナの評価になりますが、お手軽アンテナとしては十分な機能と思われます。ちょいとここで、移動運用との場面では釣り竿ポールにワイヤーを展開すれば実現できます。同軸ケーブルも必要ないしアンテナエレメントのみで、運用できます。アッ ! 同軸ケーブルを忘れたと言うこともあるでしょう。そんな時の為に23mロングワイヤーアンテナを1本トランクに忍ばせるのも悪くはないと思えます。ロングワイヤーアンテナは、アンテナチューナーが必ず必要です。