POCHIの日記

アマチュア無線とCBR250Rを紹介しています。

実験2エレメントデルタループアンテナ

今日は、昼間の気温も上昇するとの予報なので、2エレメントデルタループアンテナの実験に着手します。46m長のロングワイヤーアンテナの実験も思うほどの成果は、出ませんでした。高さ不足と障害物の影響が、大きいようです。その46mのエレメントにあらかじめ中心にテープを貼り印を付けていました。このテープ部分が、反射器の天頂になります。

実験の計画図面です。

踏み立て君に10mのポールを取り付けます。

エレメント間は、6,5mとします。展開状況は、敷地の関係で粗いものになっています。

2エレメントのスタイルは、整いました。反射器を付けたことによるSWRの大きな変化は、ありませんでした。QRP1W運用で、飛び具合を検証します。SSBだとやはり1Wの電力の力不足は、感じます。交信にまったく差支えは、ありません。FT8では、7,041MHzで北海道と1Wで2エレメントデルタループアンテナで交信できました。これは、ワンループでも実績があります。7MHzにおいて、反射器を付加したことによる飛び受けの違いを体感することはできませんでした。いいのか悪いのかが、ハッキリわかりません。せめて、極端に悪くはなっていません。期待するほどの明らかな違いは、得られませんでした。

7MHzから18MHzにQSYします。国内のSSBは、北海道が59で入感しています。ロングワイヤーアンテナだと10Wで、応答がありますがデルタループアンテナだと10Wでは北海道まで飛んでいません。IC-775DXⅡのパワーを50Wに上げて、FT8でCQを出したところ北米から沢山のリポートが表示されました。どうでしょう ? ワンループよりリポートが、多いような気がします。コンデションによるところが、大きいので2エレメントデルタループアンテナの効果と断言は、できません。指向性としては、北米を向いています。

アフリカの局が、デコードできたので100Wでコールするも応答なしです。2エレメントデルタループアンテナの実験は、陽が暮れる前に終わりにし徹去します。反射器を付けたことのメリットを感じることなく実験を終えました。わからないと言う結果の今日限りの実験でした。