先日夜明け前にヨーロッパが、1,840MHzで見えていたので可能性を探るために待機受信していたところ8エリア（北海道）の局が、CQ DX を出されています。CQ DXを2回受信した後3回目は、DXが抜けています。国内もOKですよのサインなので、QRP5Wでコールしたところ応答が、あり交信が成立しました。函館市まで、約1,300Kmの距離です。1W当たり260Km飛ぶじゃ～ん。トップバンドで、QRP5W + 22,5m長短縮コイルの組み合わせながら良く健闘しているよロングワイヤーは、と思わずにいられないのです。とかくローバンドは、パワーが必要と思われがちですがモードとアンテナにコンデションを選べばQRP5Wでも1,000Km以上の通信が可能なのです。
QRP5Wでの到達状況。1,8MHz帯でも北海道1,666Kmまで届く。
日頃の実験と研究が、いかに大事かを知る場面です。地道な実験は、説得力ある自信に満ちた言葉を生みます。多くの言葉を必要としません。口先だけのことは、実験を伴っていないので何か説得力に欠け多くの言葉を発し深みのないものになり又見抜けるものです。これは、何事にも通じるものです。移動運用に頼る1,9MHzのスタイルでしたので、多くの時間を使うことができませんでした。短縮コイルを使うロングワイヤーアンテナながらトップバンドの面白さを少しながら知るホーム常設の良きアイテムであります。
