POCHIの日記

アマチュア無線とCBR250Rを紹介しています。

18MHzの電波伝搬

ロングワイヤーアンテナを常設したので、ON AIR出来るバンドが広がり普段あまり運用していない18MHzで運用しました。18MHzは、このところ午前中沖縄、関東、東北、北海道のコンデションがいいようです。東北の局が、CQを出されていたので呼び出したところ直ぐに応答がありました。シグナルリポートと装備の紹介をします。お互いの装備は、上記のイラストの通りです。当局は、FT-991AM出力10Wにロングワイヤーアンテナです。東北の局は、50Wの出力にもかかわらず当局からのリポートは59を送りました。東北の局からは59プラスのリポートが、返ってきました。その送信電力の差は、大きなものです。この電力差の不均等に電波伝搬の面白さを見出しました。当局は、10Wながら59プラスの電波を相手局に送り込むのですから地上から約100Kmの電離層のいたずらなのでしょうか。反射板であるスポラディックE層の電子密度が、東北から発射されるものと九州から発射されるものでは異なるのでしょうか ? 。あるある電波伝搬の不思議です。先日は、7MHzで59の局が突然数十秒間プラス20dbまで上がる現象がありました。航空機による反射なのかは不明です。よくわからないから面白い電波伝搬なのです。お互いのアンテナ装備の違い送信電力の違いとかコンデションにより思わぬ不確実性ある交信を出来るのがアマチュア無線の醍醐味である気がします。実験と研究の要素が、残されている趣味と言えそうです。