POCHIの日記

アマチュア無線とCBR250Rを紹介しています。

朝の一汗

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もう20年間上げっぱなしの自作50MHzヘンテナのマスト交換作業を「朝活」として行いました。よくぞいくつかの台風をもしのいで原型が、残っているのは素晴らしい!いつか手直しをしないとと思いつつ20年が、過ぎてしまいました。この当時50MHzシュベルトップ給電のヘンテナを2基製作しました。その内の1基を自宅に上げていたのですが、マストについて大きな間違いがありました。アンテナ製作もおぼつかない当時ヘンテナ製作をご指導頂いたOMさんの話では、鋼管のマストでも大丈夫と聞いていたので上下のアルミエレメントを鋼管に直付けしたのであります。そんな筈は、ないだろうと疑問に思いつつもなんとそれを実行したのです。当然ながら聞こえない飛ばない症状に悩む日々を過ごしそのままになってしまいました。OMさんと私の意志の疎通が、うまく行かなかったのです。ループ内のマストは、金属物では駄目とのコメントを頂いていれば、そのようなミスはしなかったと思われます。今に思えば、とんだ笑い話であります。

CMに行く前の貴重な朝の時間をマストの交換に割り当てしました。当然ながら上下のエレメントは、釣り竿に取り付けて給電部の高さ稼ぎのガス管に接続しました。朝のCM前に無事ヘンテナも青空に立ち上がりました。SWRの測定までする時間もなくタイムアウトです。

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CM終了後NanoVNA-Fで、測定したところ共振点50,06MHzSWR1,6程をダイアモンド製のSX-200で1,3を確認できました。その1,3をキープしている範囲が広い300KHzもあります。本当に ? と思える帯域幅なのですが、実戦で体感すればわかることです。HV7CXとの受信感度比較をすれば、すぐさまわかることです。SWRこそ良いが、飛び受けが悪いアンテナでないことを祈るばかりです。20年の歳月もあるので、エレメント等の劣化も生じていると思われますが、今シーズンはこの状態で国内Esを楽しむことにします。あいにく今日の夕方は、Esがオープンしていません。オープンすれば、飛びと受けが正常であるかを確認できます。

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