POCHIの日記

アマチュア無線とCBR250Rを紹介しています。

同軸コリニアアンテナSWR再確認の作業

144MHz帯同軸コリニアアンテナ製作図

昨日スタブ調整をして、良好なSWR特性が得られました。移動先を変えても同じSWR特性を示すかの実験をします。

給電部は、昨日と同じ2,5mHで測定します。スタブの長さは、1/4λ約50cmで取り付けて最終調整で少しづつ(5mm又は10mm単位)切り詰めるといいかと思います。私の場合は、約43cmで最良点になりました。

この移動先では、2,5mHで145,000MHzに共振してSWR1,137を示しています。SWR計も1,1以下を指しています。大地により微妙な変化は生じることでしょう。大きな変化もなく昨日のスタブ調整が、上手くいっていることが確認できました。今日は、FT-991AMから5Wの出力を吐出してSX-600で測定しますが、Nano VNA -Fと同じカーブを描いています。

バンドの端では、SWRも高くなります。給電部2,5mHでは、昨日の公園と同じSWR特性を示したので2,5mHでの実験は終わりとします。

では、ポール最大長の10mHではどうなるかを試します。

ポールが高くなれば、共振周波数も上がるはずと思いきや144,520MHzに共振点が下がりました。高さと共振周波数の関係も知りたかったので、良い実験ができました。これで、バッチリSWR調整が完了した144MHz帯同軸コリニアアンテナで移動運用が楽しめます。所定の性能を得ているかは不明です。

144MHz帯同軸コリニアアンテナでの430MHz帯のSWR状況です。運用には、差し支えない程度のようです。製作から使えるアンテナに調整するのにしばらく時間が、かかりましたがコリニアアンテナは近場より遠方との評価を信じてこの春は、山岳移動をしてその性能を体感したく思います。移動運用を主体にしているので、耐久性(折り曲げと伸ばす)がやや心配のコリニアアンテナですが割り箸補強も講じたので少しは緩和されたと思われます。

山間の広々した駐車場を陣取りコリニアアンテナSWR再確認の実験を終えました。どこに移動しても大きな共振周波数のズレが、ないことを確認できました。この駐車場を大きく回り歩くウオーキングを実行して、今日の作業を終わりとします。

 

手作りアンテナ144MHz帯コリニアアンテナの製作はこれで完了とします。ダイポール比3dbの利得が、確保できたかは定かでありませんが実戦で八木との違いを感じる運用を試します。意欲が、湧けば他のバンドにも挑戦したいと思います。