POCHIの日記

アマチュア無線とCBR250Rを紹介しています。

アンテナチューナーCAT-300を使う

初めて手にするアンテナチューナーのコメットCAT-300が、届きました。会員価格とポイントの使用で、安く購入できました。外箱は、イカ墨と思える黒い汚れが、付着していました。

梱包も厳重に付されて二重箱になっています。

第一印象は、大きな筐体だなと感じました。ケースの塗装は、FT-991AMを思わせる塗装で、FT-991AMとのマッチングが良さそうです。さっそく使うことにします。チューンのダイアルは、50Bラインを思い出すほどにそっくりです。バンド切り替えスイッチは、カチャカチャ感が有り固いです。調整電力は、6~10Wなので7Wにセットします。

アンテナは、傾斜型自作ダイポール6mHを使いIC-775DXⅡのノイズの低減は、ないものかと確認するも特にその効果は、ありませんでした。傾斜型自作ダイポールは、そもそもSWR1,1以下と良くマッチングの取れたアンテナで、アンテナチューナーの必要はありません。それではとこの傾斜型自作7MHz用ダイポールで、21MHzの調整をすることにします。本来は、エレメントを伸ばして21MHzに共振させるのですがCAT-300の使用で、その作業の必要もなく見事に1,1以下にSWRが落ち込みました。チューンダイアルは、交互にわずかづつ動かします。大きく回すのは、NGです。ゆっくり回すと最良点が、見つかります。

KX3で、使うギボシアンテナの10MHzの設定(約7m)で、7MHzに同調できないかと試します。7mのワイヤーながらなんとなんとSWR1,1以下に追い込むことが、できました。この状態で、飛ぶのか ! ! FT8国内周波数で5W送信をしたところ2エリアと交信できました。7mのワイヤーで、7MHzの運用はアンテナチューナーならではのことです。10MHzのギボシアンテナもスルーでもSWR1,1以下と優れもので、FT8によるDXも実績を積んでいます。14MHzと21MHzではと試すもいづれも7mのワイヤーで、同調が取れます。今朝は、14MHzでIZ8等ヨーロッパが良く聞こえています。50MHzは、7mとの相性が悪いのかSWRは落ち込むものの送信電力が、低いものとなっています。CAT-300では、SWR1,1だけどKX3本体のSWRは高く表示されています。メーター照明を点灯するもクッキリ感がなく見ずらく感じました。まだまだ使い出しのCAT-300ですので、これからの展開が楽しみであります。