POCHIの日記

アマチュア無線とCBR250Rを紹介しています。

点検完了FT-991AM

初期不良かと思われたFT-991AMが、戻ってきました。そもそも依頼の動機は、パワー不足と思われたからです。ダミーロードを付けてSX-200で測定したら144MHz帯で、40W弱と納得がいかない値です。HF帯でも45Wとかで全バンドの出力不足を感じ販売店を通じメーカーへ点検のお願いをしました。SX-200は、通過型の測定器です。パワー測定に限るなら終端型の測定器を使うのが、より正確に測定できそうです。SX-200が、少ない値を示すことはIC775DXⅡで200Wちょいオーバー出力されていてもSX-200では、200Wを切れていることを確認できました。(190W位)どうも通過型のSX-200では、大きな電力では少なく表示される傾向が、あるようです。30W以下の測定に限ると特にに問題は、生じない。FT-991AMを5Wに設定して、SX-200で測定するとピッタシ5Wを指します。

メーカーにおいての測定(アンリツMS2830A)では、全バンド規定値の出力が、出ているとのお墨付きを頂いたので、出力についてのこだわりは、これで終わりにします。測定機により多い少ないが、ありあくまで目安としてとらえることを感じました。他にも何点か気になる箇所を申し出ていました。

コストパフォーマンスに優れているFT-991AMをさっそく使います。メーカー点検では、オールリセットをかけていないので助かりました。10MHzのFT8を試すも送受信問題なくデコードできます。

何せこのケーブル1本で、デジタルモードが、構築できるのですから嬉しい限りです。

VU帯もチェックします。このダイアモンド製のデイスコーンアンテナも屋根に上げて、もう20年以上経過しますが今だ健在です。塩害にも強いステンレス製です。主にエアーバンド受信を目的に購入しました。大変耐久性に優れたアンテナです。FT-991AMでSWR測定をしたところ144MHz帯で、1,3でした。430MHz帯も1,2と問題なく使えそうです。50MHz帯は、測定していません。後日測定します。50MHz帯は、これからのEsシーズン使えそうな気がします。強力なEsであればローパワー(D-130は、50メガのみFMで20Wまで)でも楽しめるのではと思います。エアーバンドも20CHメモリーしました。周波数表示にネームが、付けられます。しばらくは、取説が必要なFT-991AMですが楽しめる一台となりそうです。