POCHIの日記

アマチュア無線とCBR250Rを紹介しています。

アカハラダカ渡り

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今日は、土曜日なので福岡の145,420MHzのC4FMのデジタルモードでのロールコールに参加するため対馬市内山峠に向かいました。到着すると駐車場は、満車です。何事だと思ったけどしばらくするとなる程と思いました。展望台の階段を上がるとそこは、アカハラダカ観察のマニアでいっぱいです。13時からのロールコールキー局からのオープニングアナウンスを展望台の片隅で待ちます。ウン? 何にも聞こえないけど。展望台からだとFT2Dと付属ホイツプで、聞こえる筈だけど。FMでも何にも聞こえないので、本体とラバーアンテナのチェックをするも変化無しです。コンディションが、夏から秋へとすっかり変化して伝搬状況が悪くなっているようです。

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マニアの方に声をかけると12,000ほどの渡りをカウントできたとのことです。数人の方が、空に目を向け随時渡りの数を報告されています。私には、見えないしどこに30羽の渡りがいるんだろうと不思議でした。今頃なんですね ! アカハラダカの渡りを見れるのは。中には、ツバメのような飛行をする鳥も混ざっていました。何とか ? ツバメとおっしやっていました。アカハラダカばかりでなくいろんな鳥たちが、中国東北部朝鮮半島から南の暖かい東南アジアを目指し内山峠の上空を通過するのです。(まるで内山VOR ? )内山峠周辺には500メートル級の山々が連なり、上昇気流を受けやすいため、海を渡る前の中継地点となっています。夕方この地に飛来したアカハラダカ達は、この周辺で宿泊して夜が明けるとふたたび東南アジアに向けて夢ある旅に飛び立つのです。初めて、アカハラダカの観察をされている光景を見ることができました。マニアの方には、いい空からの贈りものでしょう。で、私への空からの贈りものはとうとう何もありませんでした。5エレメント八木を上げれば可能性もあるかも知れないが、バードウオッチングの邪魔をしてはいけません。もう空は、すっかり秋のコンディションでありV,Uに期待できないことを感じました。

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