POCHIの日記

アマチュア無線とCBR250Rを紹介しています。

広帯域AWXアンテナの使用感

画像は、tenki.jpからお借りしました。

雨雲レーダーを見たら昼から雨の心配はないようなので、出来立てほやほやの広帯域AWXアンテナの実力テストに内山峠に行くことにしました。道中ガスが、かかりやや視界不良です。駐車場に着くも誰一人いないようです。アカハラダカ観察もそろそろカウントが、始まりそうであるがここにいるのは私一人です。

展望台下の駐車場付近に車を停車して、釣り竿で7mHのAWXアンテナを上げました。いつ雨が、降るかも知れないので徹去時間を短縮する為にフェンスに釣り竿を括り付けました。

立ち上がりました。軽いアンテナですので釣り竿で、十分です。台風11号の影響で、風がありアンテナが、左右に振られます。今日のお土産は、山頂においての交信の達成とSWRの測定データです。エレメントの長さは、50cmに4本とも合わせています。

110MHz~150MHz

130MHz~160MHz

まずは、Nano VNA-FをAWXアンテナに接続します。パソコンを起動して、データの取得を試みます。ワァオー ! ! AIR BANDから144MHz帯も1,5以下に広帯域に落ち込む素晴らしい!アンテナです。

400MHzから500MHzを測定したところ問題ありません。

420MHzから460MHzで測定したら430MHz帯は、大変良好です。

AWXアンテナとHV7CX

実戦では、どうなんでしょう ? 50Kmほど離れた局とAWXアンテナによる初QSOが成功しました。続いて、約100Km離れた局から呼び出しを受けラグチューを楽しみます。なんとその局もCQ ham radio9月号を購入されたとお話しされました。それじゃあとシグナル強度のテストをすることにしました。相手局の信号強度は、59+35dbでAWXアンテナを使い受信できています。

給電部等の高さの違いは、ありますがHV7CXで相手局を受信すると59+5dbです。えっ ! マジで。この信号強度の違いなんだ ? ただ驚くばかりです。送信出力1WでのQSOですが、当局の信号はHV7CXではS54で、AWXアンテナではS56で届いているとのリポートを頂きました。相手局は、12エレのスタッフを使われています。色々な諸条件が、重なり30dbの違いを体験したかと思われます。相手局の受信中は、AWXアンテナとHV7CXはアンテナ切替機ですばやく切り替えていますので、相手局のアンテナトラブルは無いと思えます。まだまだ交信実績を積まないとわからないことだらけの広帯域AWXアンテナです。このアンテナは、少し指向性が、あるようですが30dbの違いがあるとは思われません。144MHz帯は、無指向性と言われています。福岡ATISまたはアマチュア無線局を受信して、その真意を確かめる必要を感じます。ほんと広帯域のアンテナなのです。AIR BANDと2mが、SWR1,5以下で楽しめることは、エアーバンドリスナーとしては嬉しい限りです。

 

楽しんだ後は、しっかりと台風対策も忘れません。カラーコンパネで、製作した養生枠を玄関サッシに取り付けてガラスの破損を防ぎます。少しでも台風が、避けて通ることを祈るばかりです。