POCHIの日記

アマチュア無線とCBR250Rを紹介しています。

144MHz国内DX体験

 

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家にいてもクーラー無しでは、過ごせません。朝から曇りがちなので、涼を求めて山に登りました。山頂に付くと心地良い風が、吹いています。アンテナは、5エレシングル八木です。高さは2mと簡易な方法です。ポールの10mもあるけどどうせ飛ばないだろうと後の徹収を考え不精しました。到着するなりモービルホイツプ(HV7CX)で、144MHz帯FMのダイアルを回すと行き成り145,96MHzでとんでもなく遠距離の2エリアの交信が聞こえてビックリです。そのうちヨーロッパとの交信も聞こえます。どうやら衛星通信のAO-91のダウンリンクとダイアルが、合ったようです。たまたま上空付近を衛星が、通過したようです。これは、これでAOSとLOSを知る必要が、あるようです。

 

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ホームからは、使うことが多くはないYAESU FT2Dを持ち出しC4FMのデジタルでの交信にチャレンジします。都会では、楽しめるFT2Dでしょうが田舎では操作を忘れるくらい出番が少ないハンディ機です。アナログで聞くとどんな音 ? 音量に注意 !!

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FMで、聞くとザーザーと入感しています。ちょうど13時からロールコールをしている局を見つけたので、呼び出した所応答がありました。デジタルモードですと相手のコールサインが、画面に表示されます。これは、嬉しい機能です。相手局も強力で、フルスケール近くで入感しているので、必要最小電力のLOW1で送信しました。(100mW)上手くC4FMでのQSOに成功しました。

デジタルを楽しんだ後は、IC-706MKⅡGMによるSSBでの遠距離通信にチャレンジします。144,170付近で、福井県備前市からCQを出されているので呼び出すことにします。UR52なので、厳しいかなと最大電力の50Wで気合を入れてコールします。と言うのも当局は、144MHz帯で国内DXの経験がありません。さあ~どうだろう ? うお~ JA6VAGこちらはJH2.../0と返ってきました。やったあ !! 国内DXに成功。距離は、約650Km程あります。何度もQSLカードは、ビューローでお願いしますと念を押しました。50Wも出さないで、福井県まで届いていたと思えます。10Wでも十分だったのではと後で思いました。私の信号は、オーバー9で相手局へ到達です。これは、Esではなく日本海ラジオダクトではないかと思われます。大気の屈折による異常伝搬です。相手局の信号は、52とフェージングもなく常時安定して入感しています。異常伝搬による遠距離通信が、できたことは嬉しい限りです。

 

*** Esかも ***

私は、VUの遠距離通信は経験が多くないのでEsとダクトの判別が良くわかりません。ダクトは、夜間にUHF帯の発生が多いようです。昼でもダクトが発生することは、あるようです。それも50,144帯でもあり得るようです。今日の福井県備前市とのQSOは、Esだったのかもしれません。フェージングもなくSは、52と安定していました。50MHzのEsは、経験が多いのですが144,430MHz帯のEsとダクトの経験はあまりにも少なくそれを判別できる資料に乏しいのです。144MHz帯におけるEsのフェージングは、ゆるやかなのでしょうか ? (50MHzフェージングとは状況が異なる)福井県備前市の移動局は、一時間以上Sは51~53で入感していました。多くは出ないVUのバンド状況の把握が、必要のようです。

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ちょいと森を探索するとブドウみたいな実を付けている木が目に入りました。なんの木だかわかりません。デジタルも実験出来たし国内DXも体験できたFBな休日です。

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