HV7CXのアンテナ調整のために近くのケーソンに出かけました。広々した空き地は、アンテナ調整には絶好の環境です。障害物のないことが、条件となりより良い調整が可能です。前回の調整は、粗調整(A-PARKで調整)であり今日は詰めの調整です。この地は、目の前はすぐ海です。海上伝搬も期待できる好ロケーションです。
7MHzのSWRは、1,3です。
21MHzは、1,15と大変良好です。前回の調整から更に5mm切断しました。
広々としたケーソンでは、多少の共振点のずれが発生しました。条件の良いこの環境での測定値が、正しいと思われます。このケーソンの値を標準値とします。移動先を変えれば、共振点も変化する。切断の前にいま一度SWRの再確認をする。
注意 ! ! 上記寸法で切らないで下さい。当局の車両とアースによる特有の寸法です。
調整後さっそくON AIRしたところ1Wながら7MHzのFT8では、1エリアとQSOでき満足のいく結果が得られました。28MHzでは、ARRLコンテストが開催されていましたのでVK2をCWでコールしたところ応答がありQSO成立です。出力は、15Wで飛んでいきました。他7MHzでも7,115MHz付近で1WのSSBで、滋賀県とQSOできました。その時のSWRは、3です。共振点から随分かけ離れた周波数でもボディアースが十分きいているのか良く飛びます。2本目となる新しいHV7CXの調整は、ひとまず終わりとします。オプションの10,14MHzは時間が、許すときに確認したく思います。新しい内は、4mmのネジが緩むことがあります。時折増し締めが必要と思います。2021年もこの一本HV7CXで、楽しむことにします。最後まで、ご覧頂きありがとうございます。