小型漁船に搭載されている27MHz帯の無線機です。フルノの27MHz帯DR-82型DSB（AM）1W機です。Sメーター、ノイズブランカ―、メモリー、スキャンとアマチュア無線機器とそう大差ない機能です。製造番号からして25年前の機種のようです。小型漁船なので、国際VHFは搭載していません。最近の機種は、GPSと連携して本船の位置と僚船の位置関係とか水温等のデータ通信が出来る多機能機です。秘話装置付きもあります音声反転方式かな ? 。1Wでは、ありますが海上での使用なのでそこそこ飛ぶと思われます。1Wで、海上伝搬約50Kmほど飛ぶようです。（漁師さんのお話）Esシーズンには、遠距離通信も可能でしょう。マイクコネクター部分は、修理しないとその内配線が、切れてしまいそう。まだまだあるAM通信は、航空無線と船舶通信に使われています。
アンテナの様子。何故か二本あるのですが、一本は予備 ? でしょうか。一般通信用と遭難安全通信用なのかな。
レーダーモニターです。DC12V～DC24Vで、出力は12KWから25KWのようです。出力が大きい程遠くの物を捉えることが、出来ます。25KWの出力で、100Km以上の捕捉ができるようです。
このアンテナは、見た目は回転しませんがケースの中に回転可動部が、あるのではと思います。いやいや写真を見ると回転しそうです。
ソナー魚群探知機のFCV-291です。停船中で、電源OFFです。カラー表示です。他にオートパイロット も搭載されています。現代の漁師さんたちもハイテク機器を使いこなせないと漁獲が望めない時代です。ちょいと小型漁船の中を了解を得た上で、覗いてみました。
見学後ヨコワ1匹を頂きました。なんとも嬉しい限りです。感謝 !
