POCHIの日記

アマチュア無線とCBR250Rを紹介しています。

お盆とは....

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お盆の準備も整いつつありますが、さてお盆は何をする行事なのでしょうか。お盆の行事は、お釈迦様の弟子の一人で、目連尊者(もくれんそんじゃ)が母を救う話に由来しています。ある時目連尊者が、神通力で亡き母の姿を見たところ母親は餓鬼道に落ちて苦しんでいました。何とかして救いたいと釈尊に尋ねると「七月十五日に過去七世の亡き先祖や父母たちの為にご馳走を作り僧侶たちに与えその飲食をもって供養するように」と教えてくれました。

教えの通りにすると目連の母親は、餓鬼道の苦をのがれ無事成仏することが、出来たそうです。この故事が、盃蘭盆会(うらぼんえ)の始まりと言われています。盃蘭盆会(うらぼんえ)を略して、お盆といいます。ご先祖様が、餓鬼道で苦しまないようにご馳走をして成仏してくれるように私たち子孫が報恩の供養をするのがお盆なのです。

忙しく過ごしていると本来のお盆の意味もわからずにやり過ごすことは、よくある事と思います。今を生きていることに感謝しご先祖様が、餓鬼道で苦しまないよう自分で出来ることをしたく思います。最高のご馳走は、自分で育てたカボチャ、ナスビを仏様に供えることかと思います。13日からお盆の入りで、自宅では朝からこん花、生花、供え物の準備をしその後お寺へ行き供養します。又、14日は各檀家の供養で和尚様がおいでになるので部屋、仏壇もいつも以上に綺麗にしてお迎えしたく思います。

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 今年は、カボチャがまったく不作でした。2個収穫した内の1個を仏様にそなえます。