POCHIの日記

アマチュア無線とCBR250Rを紹介しています。

太陽光温水器修理

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ここ数カ月前から水道料金が、高くしかも太陽光温水器で沸かしたお湯が浴槽いっぱいになりません。メーターを見たらどこも蛇口は、ひねっていないのに回転しています。おかしいなと屋根を見るとちょろちょろと漏水しています。これは、いけないと漏水箇所の点検をしました。

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温水器のカバーを取り外しました。カバーの取り付けネジは、ステンレスのタッピングビスであることに驚きました。なにしろ45年程前の太陽光温水器ですからその当時としては、親切な設計かと思われます。このメーカーの製品は、材質がいいと思われます。銘板も文字が、薄れてよく見れば松下電工製でした。海が、目の前の当地でも筐体の腐食が45年経過しているにもかかわらずそれほど進行していません。ケースをはがすと中は発砲スチロールで、タンクを保温できる構造です。

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発砲スチロールを一部裂いて、中を見たら二箇所から漏水している事を確認できました。保温タンクの継ぎ目から漏れています。メーター上がりは、これが原因だと確定しました。修理を急ぎこの猛暑の太陽の恵みを頂き熱い温水を得ることが、大事です。保温タンクの水を抜き防水シールを保温タンクの継ぎ目に丁寧に塗りました。シールが、水圧と高温に耐えてくれることを願います。

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発砲スチロールを裂いた画像。

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ついでにフロート弁の動作確認もしました。フロート弁の根本部分のタンクも割れていたので、シールを塗り補修しました。この補修をしないと満水時フロート弁が、チャタリングを起こしいつまでもちょろちょろと給水することになります。ちょろちょろ給水を回避する為に満水の15分を経過したら給水弁を閉じます。

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シールも塗り終えたので、外カバーのペンキを塗りカバーも元通りに取り付けて今日はここまでの作業とします。マスキングテープを貼り塗装したので、綺麗なツートンカラーに仕上がりました。(笑)数日後太陽光温水器タンクに水を張り漏水の有無をチェックします。この太陽光温水器は、45年程前に購入したものです。漏水は、していないことが確認できました。D.I.Y自分でできることは自分でやろうよ !! 楽しいから。

 

修理から一年経過した2020,7現在漏水はしていません。シールによる補修が、成功したようです。一つの成功例です。人は、一つ一つの成功例を積み重ねることで自信が、備わります。