POCHIの日記

アマチュア無線とCBR250Rを紹介しています。

アンテナ調整


桜も満開です。明日の土曜日と日曜日は、きっと花見客で、賑わう事でしょう。今日は、モービルホイップアンテナのダイアモンドHV7CXのSWR調整をゆっくりした時間で、腰を据えてやってみました。結果は、良好です。

ステンレスのエレメントを切断するために電工ペンチを用意しました。


調整中のHV7CXです。


最初7MHzから始めました。取説には、どのバンドから始めても調整出来ると書かれています。私は、下から上に調整しました。エレメントを切断して、7,050でSWR1,2のFBなポイントを探し当てることができました。メーカーの公称値より良い結果です。21,28MHzと切り詰めてこれも良好です。切ることにより相互干渉がないか確認しながら作業します。最後に50MHzですが、長年(10年前から)SWRは2,5と思わしくありませんでした。何故 ?その何故が今日は解決しました。調整エレメントが、コイル側に傾いているので止めネジを緩めてまっすぐにして固定しました。固定の仕方に問題有りかと思われます。SWR計を見たらなんと1,5です。エレメントを切ると1,3と言う今までにない値です。メーカーの資料には、全てのバンドで長くして出荷していますと書かれています。切るのは、勇気が必要です。5ミリ単位の切り詰めでSWRの様子を見ました。なんだぁー50MHzも1,5以下に下がるんだ。2,5位が、当たり前だと思っていました。やはり時間をかけて、じっくりやればいいスコアが出るんですね。またHV7CXが好きになりました。ミニカの車体より短かくエレメントを切りました。これで、春先からの50MHz Eスポの臨戦態勢は整いました。モービルホイップもその移動先の地質にかなり影響が、あるようです。このHV7CXは、調整を丹念にしたら良く飛ぶアンテナです。但し接地型アンテナなので、良好なアースの施工が必要です。楽しいアンテナ調整でした。